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クレマチス アーリーセンセーション
今年の春の頃です
きれいな花を咲かせてくれて
喜んでいたことを思い出します

眠れなくて明け方 外に出てみると
きれいなお月さまが見えました

ひんやりした風 虫の声

クレマチスが新しいつるを伸ばしていました
来年の春も咲いてくれるといいなあ







2年目の留年を許したとき
前期で必修科目を落とした時点で退学する
それが条件でしたが
必修科目どころか1単位も取れませんでした
親の電話に怖くて出られず
こんな頭でよく恥ずかしくないなあと思うような
ぼさぼさの伸びた髪で帰ってきました

息子と話しました


「このままでは来年留年したところで
進級は望めないだろうし
そうなれば大学は自動的に退学となる
それなら
こちらに戻って違う進路を考えるべき
専門学校なり、働くなり
半年よく考えてからでいいので

これからどんな道があるのか、どうすすめばいいのか
正直 親である私たちもわからない
わからないけれど
いろんな生き方があるし自分一人ならどうとでもやっていける
大学を卒業することにこだわらないで
視野を広げてみたらどうだろう

自宅にいれば
まず私たちが安心であるし
相談を受けることもしやすい
息子も食事や洗濯の雑事からも解放され
将来を考えることに専念できるので
戻ってきたほうがいいと思う

息子はこれからのことどうしようと思っているの?」


以上を夫が息子に伝えました


息子は泣いていました




夫の言ったことは前日に夫と二人で話し合った結論です
ただ二人とも退学させることはつらくて
踏み切れない思いです
息子には退路を断って考えてほしいと思い
退学と言いましたが


ほんとうのところ卒業してほしいと強く強く思うし
親が大学をやめさせるなんてことしたくない
息子が土下座でもして
「絶対頑張るからお願いします」とでも言ってくれたら
ころっと言うなりになってしまいそうな

「辞めて帰ってこい」
じゃなくて
「帰ったほうがいいと思う」
という言葉には
親の踏ん切りの悪さがあって


息子もそれをどこか見透かしているような






でも
もし来年も留年を許してだめだったら?
また一年棒に振ることになる

専門学校に行ったらなんて気楽にいうけど
お金もかかるし
だいいち またその環境に息子がなじめなかったら?

どんどん社会に出る年齢が遅くなる
それはやっぱり生きづらいんじゃないかと想像してしまう


私たちも先の見えない不安に疲弊しているのです







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